悪性疾患(がん)とは?
悪性疾患(がん)とは、正常な細胞の遺伝子に傷がつき異常な増殖をする細胞集塊(腫瘍)となった状態を言います。
その特徴として、腫瘍が自律的に増殖を続け、周囲に浸潤したり、遠くの組織に転移したりします。さらには、正常な組織の栄養を奪ってしまい体が衰弱してしまいます。
婦人科が扱う悪性腫瘍としては、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん以外に、絨毛性腫瘍、卵管がん、腹膜がん、腟がん、外陰がんなどがあげられます。 がんの治療は大きく分けて、手術療法、化学療法(抗がん剤)、放射線療法の3つです。
しかし、近年、これらの治療法に加えて、分子標的治療薬や免疫療法なども行われるようになってきました。
当院では積極的に最新のがん治療を導入しています。
当院でのがん治療の特徴は?
エビデンス(これまでの情報)に基づいた標準治療を軸としますが、ひとりひとりの病態や身体の状態に併せて、婦人科腫瘍専門医によりテーラーメイドな(その人にあわせた)治療を行っています。
治療開始までの期間は初診から手術まで4週間以内(ただし進行卵巣がんは2週間以内)、化学療法(抗がん剤)までは2週間以内を目安になるべく早急に治療を開始出来るよう調整しています。
手術に関しては、従来の開腹手術以外にも腹腔鏡下手術やda Vinci Surgical Systemを用いたロボット支援下手術(ダヴィンチ手術)を積極的に行っています。
近年、若年の婦人科がんが増えており、また、晩婚化に伴い出産される前にがんを患ってしまったり、妊娠と同時にがんが発見されたりする女性が増えています。妊娠前にがんにかかってしまった場合には、子宮や卵巣を残す妊孕性(にんようせい)温存手術を積極的に行っています。
当院は総合周産期母子医療センターでもあり、妊娠中にがんを患った方には妊娠を継続したがん治療を検討しますので、講座主任の田畑務医師にご相談ください。
また、当院では臨床遺伝専門医が在籍しており、遺伝性乳癌卵巣癌症候群やリンチ症候群などの遺伝性腫瘍にも対応しています。遺伝性乳癌卵巣癌症候群と診断された方に対するリスク低減卵巣卵管切除術も遺伝カウンセリングを施行した上で行っております。
さらに、当院の遺伝子医療センターと連携し、がん遺伝子パネルを用いた最新治療(東京女子医大パネル)も行っていますのでご相談ください。

セカンドオピニオン
がん治療は日々進歩しており、そのすべてを一人の医師が把握しているとは限りません。
また、医師や医療機関によって患者様に提供する医療が同じとは限りません。
患者様にとって自分の受けたい治療は様々です。その人にとって適切と思われる治療方法を患者と主治医との間で判断するために別の専門医の意見を求める方法がセカンドオピニオンです。
婦人科がんについてのセカンドオピニオンを希望される場合には、講座主任の田畑務医師が火曜日13時から行っていますので、お問い合わせください。
お問合わせ先 | TEL: 03-6709-9357 |
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婦人科がん(子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん)について
女性の生殖臓器である子宮は、子宮の出口にあたる子宮頸部と赤ちゃんを育てるための袋のような構造が子宮体部より構成されています。
子宮がんは、子宮頸部に発生する子宮頸がんと子宮体部に発生する子宮体がんに分けられます。
卵巣は左右2個あり、子宮から出ている卵管と接しています。卵巣からは様々な種類(組織型)の悪性腫瘍が発生することが知られています。

子宮頸がんについて
子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で発症します。
しかし、この感染から何年でがんが発症するかははっきりしていません。
子宮頸がんは前がん病変である子宮頸部異形成(軽度、中等度、高度)を経てがん化し、上皮内がんから微小浸潤がん、浸潤がんへと進行します。

異形成や初期の子宮頸がんの場合は症状がなく、がん検診により見つけられることがほとんどです。
本邦では子宮頸がんの発症は20~30才で増えており、これから妊娠を望む若い世代に重大な影響を及ぼすことが多々あります。
しかし、早期に見つければ子宮を温存することが可能であり、定期的に子宮がん検診を受けることが大切です。
子宮がん検診は子宮頸部細胞診とも呼ばれ、集団検診やクリニックにて行われています。この検診にて異常が出た場合、紹介状を書いていただき大学病院のような大きな病院に紹介されることとなります。
しかし、細胞診で異常が出てもあわてないことが肝心です。細胞診はあくまでも病変を推定するものであって、がんと決定したわけではありません。
子宮頸部細胞診異常のために当院に紹介状を持って来院された患者様には、まず、コルポスコピー(※)で子宮の入り口を拡大して質的診断を行います。(下記 フロー図参照)


初診時にコルポスコピーを行うことにより早期の子宮頸がん(または異形成)か進行した子宮頸がんかの区別がおおよそつけられ、その場で診断結果をお伝えします。
そして、必要な場合には、コルポスコピーのガイド下に狙い組織診(パンチバイオプシー)を施行します。組織診によって得られた結果が確定診断となりますが、結果がでるまで2週間ほどかかります。
その結果、高度異形成以上の病変が確認された場合は治療が必要となります。
また、浸潤がんが疑われる場合には、MRI検査にて骨盤内のがんの広がり具合を診断し、CT検査にて転移があるかどうかを判断します。そして、必要に応じてPET(Positron Emission Tomography)検査も行います。
(上記フロー図 「画像検査」参照)
- 治療
円錐切除術
円錐切除術は、子宮頸部の高度異形成、上皮内がん、微小浸潤がんの症例を対象として行います。
子宮頸部の組織を円錐状に切除し、得られた組織からがんの広がり具合を診断します。
本手術は治療だけではなく、正確ながんの診断を行うことを目的としています。近年、円錐切除術後に妊娠した場合は、流早産する頻度が高くなることが報告されています。当院では、これから妊娠・出産を希望される患者様の円錐切除は可能な限り小さな切除で行い、流早産の確立を減らすことを試みています。なお、当院では円錐切除術は2泊3日の入院で行っています。
子宮全摘出術
子宮頸がんのための子宮摘出術には、単純子宮全摘出術、準広汎子宮全摘出術、広汎子宮全摘出術の3種類があります。これらは、子宮の摘出範囲の違いで名称が異なります。
広汎子宮全摘出術は、IA2期以上の子宮頸がんが対象となり、子宮周辺の組織を幅広く切除しリンパ節郭清術も行います。【子宮頸がんの基本治療】 その結果、膀胱及び直腸周辺の神経が一部切断される可能性があり、術後、これらの機能障害が問題となる場合があります。 また、手術方法として、腹腔鏡下手術は傷が小さく術後回復が早いなど多くのメリットがあり、当院では積極的に取り入れています。
若年者の子宮頸がんの場合には、妊孕能温存を行うために、子宮頸部のみを広範囲に切除する広汎子宮頸部切除術を行います。
【子宮頸がんの妊孕性治療(子宮温存)】 しかし、広汎子宮頸部切除術後の妊娠は早産することが多く、その後の妊娠から出産までは慎重な管理が必要となります。
当院は総合周産期母子医療センターであり、多くの合併症妊娠を扱っています。
また、体外受精や顕微授精などの不妊治療も行っており、妊孕能温存療法を行った後にも妊娠から出産までサポートさせて頂きます。放射線療法
Ⅲ期以上の病巣に対しては放射線療法を中心に治療を行います。
特に、放射線療法は化学療法と併用すると治療効果が高いことが知られ、同時化学放射線療法(CCRT; Concurrent Chemoradiotherapy)と呼ばれています。化学療法
IVB期でがんが子宮外に進展している場合には、化学療法が行われます。
近年、化学療法に併用して新しい治療薬である分子標的治療薬(血管新生阻害剤)が登場し、その治療効果が上がってきました。
また、化学療法などで腫瘍の縮小を計った後、根治手術を行うなどの新しい治療法も積極的に取り入れています。
子宮体がんについて
子宮体がんは生活スタイルの変化に伴って、近年、増加傾向にあります。子宮体がんの発症は50~60才に最も多く、閉経期前後から閉経期以降に起こりやすい疾患です。
症状として不正出血をきたすことが多く、閉経後の出血は要注意です。
子宮体がんの組織型はほとんどが腺がん(内膜腺由来)で、前がん病変として子宮内膜増殖症があり、異型のない子宮内膜増殖症と異型のある子宮内膜異型増殖症に分類されます。
異型のない子宮内膜増殖症は経過観察されることがほとんどですが、異型のある子宮内膜異型増殖症は、一部にがんが存在していることが約半数に認められ、治療の対象となります。
また、子宮内膜増殖症にならずに、突発的に子宮体がんになる場合もあり注意が必要です。

一般に集団検診による子宮がん検診では、子宮頸部に対してのみ細胞診(子宮頸部細胞診)が行われる事が多く、子宮体部のがん検診(子宮体部細胞診)は行われることが少ないようです。
子宮頸がん検診における子宮頸がんの診断率は99%以上という信頼性ですが、子宮体がんに関しては頸部のみの検索では不十分であり、発見率は約50%にすぎません。不正出血が認められた場合には、子宮体部のがん検診が必要です。
子宮体がん検診で異常が出たり、超音波検査などで子宮体がんが疑われたりして当院に紹介された場合、初診時に子宮内膜部分掻爬(そうは)により子宮内膜組織診を行います。

細胞診はあくまでも疑いであり、組織診によって診断が確定します。
もし、子宮内膜部分掻爬よる組織診で正常であっても子宮体がんが疑われる場合には、ヒステロスコピーや子宮内膜全面掻爬により精査を行います。
子宮体がんがより強く疑われたり、子宮体がんの診断が確定したりした場合にはMRI検査を行い、子宮体がんの子宮筋層内への浸潤程度を調べます。CT検査ではリンパ節転移や遠隔転移の有無を検索します。
したがって、子宮体がんと診断された場合には、MRI検査とCT検査の両方が必要となります。また、PET(Positron Emission Tomography)検査を行い、より精密に調査する場合があります。
- 治療
手術療法
【子宮体がんの基本治療】 原則として子宮全摘出術と両側付属器切除術(両側の卵巣と卵管切除)が行われます。
進行例に対しては、子宮全摘出術と両側附属器切除術に加えて骨盤内および傍大動脈リンパ節郭清術を行うことが標準です。また、子宮頸部に浸潤を伴うⅡ期症例に対しては、準広汎もしくは広汎子宮全摘出術を行います。手術は腹腔鏡またはロボット手術による低侵襲手術を基本としています。
子宮体がんが転移しやすいリンパ節は、骨盤内リンパ節と傍大動脈リンパ節であり、原則的には両方の郭清が必要と考えられています。しかし、がん浸潤の浅い早期のもの、何らかの合併症を有する症例などには、リンパ節郭清術を省略する場合があります。
早期子宮体がんに対しては、2014年4月1日より腹腔鏡下手術、2019年4月1日よりロボット支援下手術が保険となっており、当院でも腹腔鏡またはロボット手術を基本としています。
高容量黄体ホルモン療法
妊孕能温存を強く希望され、ごく早期の子宮体がんや子宮内膜異型増殖症には高容量黄体ホルモン療法による子宮温存療法を行っています。
【子宮体がんの妊孕性治療(子宮温存)】 妊孕能温存療法を行えるかどうかは、MRIで子宮体がんの筋層浸潤の程度を精査し、子宮内膜全面掻爬よる組織診断によってその適応の有無を検討します。
化学療法
子宮体がんⅢ期またはIV期と診断され、手術でがんの摘出が難しい場合には化学療法が基本となります。
子宮からの出血をコントロールする必要がある場合や、化学療法によって切除可能な範囲まで腫瘍が縮小した場合には、手術を行うことが可能となり治療効果が期待されます。免疫チェックポイント阻害剤
近年、再発子宮体がんに対して、新しい治療法である免疫チェックポイント阻害剤(ペンボリズマブ)の治療効果が報告され、当院でも積極的に取り入れています。
本治療を行うには、子宮体がん組織の遺伝情報を調べ、治療の適応があるかどうかを十分検討の上使用いたします。
卵巣がんについて
卵巣にできる悪性腫瘍には、若い世代(10~20才代)を中心に発生する"卵巣胚細胞悪性腫瘍"と中高年女性(40~60才代)を中心に発生する"上皮性卵巣がん"があります。
前者は、頻度はかなり低く、弱年者に発症するため妊孕能温存が求められることが多いようです。
卵巣がんで卵巣が腫れている状態であっても、多くが無症状で進行します。
そのため、気づいた時には進行がんで発見されることが多く、早期がんは婦人科検診や他の理由で行った画像検査で偶然に発見されることがほとんどです。
卵巣がんの約25%が子宮内膜細胞診で陽性になるともいわれており、これが発見の端緒になる場合もあります。
大きくなるとお腹の上から自分の手で腫瘍を触れたり、あるいは腫瘍による圧迫症状がみられたりするようになります。
腹水を伴うと、その量に応じた腹部の膨満感が出現します。腹水が増え、胸水も認めるようになると呼吸が苦しくなります。
胸腹水は良性卵巣腫瘍でも発生しますが、悪性の場合により多く見られます。卵巣腫瘍は悪性、良性に関わらず、捻れたり(卵巣腫瘍茎捻転)、破裂したりすることがあり、この場合は痛み止めが効かないほどの激痛を伴い、緊急手術が必要となります。
当院では、卵巣がんが疑われた患者様には、速やかにMRIやCTなどの画像診断を行い、できるだけ早期に手術を行うように努めています。

- 治療
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卵巣がん(上皮性卵巣がん)の治療は、まず、病巣をすべて摘出することが重要です。
お腹の中にがんが広がっていた場合には、周りの臓器を一部切除してでも、がんの部分を徹底的に摘出します。しかし、がんが進行しており、摘出ができない場合には化学療法によって、がんを小さくしてから手術を行う場合があります。卵巣がんは婦人科がんの中でも最も化学療法がよく効きます。
そのため、卵巣がんの治療は"手術療法と化学療法の組み合わせ"によって行います。初診時の進行期(腫瘍の広がり)が重要であり、これによって治療法が大きく異なります。
【卵巣がんの標準治療】 また、卵巣がんになっても、将来の妊娠を望まれる方は、妊孕能温存を積極的に行っています。
【卵巣がんの妊孕性治療(子宮,卵巣温存)】 卵巣がんの治療は、これまで手術と化学療法が主な治療法でしたが、近年、分子標的治療薬が保険適用されるようになりました。
現在、使用できる分子標的治療薬であるベバシズマブ(血管新生阻害剤)は進行がんに対する治療効果も高く、積極的に化学療法と合わせて使用しています。また、卵巣がんの中にBRCA遺伝子変異から発生するものがあることがわかってきました。
さらに、BRCA遺伝子変異のため発生したと考えられる卵巣がんにはPARP阻害薬という、遺伝子修復に関係する非常に治療効果が高いお薬が使用できるようになりました。当科では、進行卵巣がんの患者様にはBRCA遺伝子検査を行うことをお勧めしています。また、遺伝子検査についてわからないことがございましたら、遺伝カウンセリングを受けて頂くことも可能です。
当院では、産婦人科医の中で臨床遺伝専門医の資格を持っている医師が常勤していますので、適宜対応させていただきます。
また、卵巣がんを発症していないBRCA遺伝子変異が認められる方には、卵巣・卵管の予防切除術も行っていますので、ご相談ください。残念ながら卵巣がんが再発した場合には、化学療法を中心に治療を行います。
当院では、臨床ゲノムセンターと連携し、がんゲノム女子医大パネルを用いてがんのゲノム(遺伝子)を調べ、 分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害剤など、その変化に対する適切な治療法を決定していくことも可能です。
絨毛性疾患について
絨毛性疾患は胞状奇胎、侵入奇胎、絨毛がんの3つに分けられます。
当院では前主任教授の松井英雄医師の専門が絨毛性疾患であったため、これまでに多数の患者様が来院され、データーの蓄積も豊富で治療法に精通しております。
絨毛性疾患につきましては、菅野俊幸医師を中心にチームを組んで治療に当たっていますので、ご相談ください。
胞状奇胎は、以前は『ぶどう子』とも呼ばれており、妊娠した子宮内にぶどうの房のような外観の"つぶつぶ"が多数存在する病気です。本邦では、約500妊娠に1回の割合で発生するといわれています。
近年の少子化に伴い絶対数は減少傾向ですが、一定の割合で発生する病気です。
胞状奇胎の診断は、妊娠反応陽性かつ経腟超音波(エコー)検査で子宮内に特徴的な像があれば、妊娠2~3ヶ月の時期に診断できます。胞状奇胎では血液中のhCGという妊娠性ホルモンの値が上昇するため、hCGの測定が診断の助けとなります。
治療は子宮内容除去術(胞状奇胎除去術)を行い、子宮内容物の病理検査により最終的に確定診断します。
当院では、絨毛性疾患の診断には病理検査だけでなく、最新のDNA診断なども行います。
侵入奇胎は、子宮筋層の中に胞状奇胎の細胞の一部が侵入する病気で、いわゆる"前がん病変"と考えられますが、約30%の症例は肺に転移します。
絨毛がんも侵入奇胎と同様に子宮の筋層内に腫瘍を形成しますが、一般に侵入奇胎よりも増殖や進展のスピードが早く、"悪性度の高いがん"であるといえます。
- 治療
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侵入奇胎、絨毛がんともに抗がん剤が非常によく効くため、血液悪性腫瘍(白血病など)と並んで化学療法により完治が見込める病気です。そのため、化学療法が治療の中心となります。
また、血液中のhCGが非常に鋭敏な腫瘍マーカーであり、hCGを計測することで治療効果を判定し、治療後の経過観察にも用います。
侵入奇胎の場合、一種類の抗がん剤で100%に近い寛解率があり、手術することなく化学療法のみで治療可能です。
これに対して絨毛がんの場合、初回から多剤併用化学療法を中心とした強力な化学療法が必要であり、難治例や再発例には子宮摘出術や転移巣切除術を含めた集学的治療が行われます。
妊孕性温存療法
絨毛性疾患は20~30代の若い方が多く、妊孕能温存療法を考慮にいれた治療を行います。
胞状奇胎後はもちろん、侵入奇胎や絨毛がんであっても、治療終了後6~12ヶ月間経過観察を行い、その間に血液中のhCGの再上昇などの再発徴候がなければ妊娠を許可します。治療後に妊娠した場合の流産率や出産した児の奇形率なども、一般の健康な妊婦さんと比べて特に差はありません。分娩後も血液中のhCGを測定しながら経過観察を続けていくことが大切です。
当院での手術実績について
当院の手術実績を示します。

近年、ロボット支援下手術の件数が増えてきました。また、卵巣がんなどの開腹手術による腫瘍摘出術の件数も増加しているのが特徴です。